パーセプション調査レポート

歯磨き粉のパーセプション調査レポート

作成者: 株式会社ネオマーケティング|2024/01/12 6:00:00 Z

【調査概要】

  • 性別:男女
  • 年齢:20歳~69歳
  • 地域:全国
  • 人数:1,000
  • 条件:普段歯磨き粉を買っていて今後も使用意向のある人
  • 実施時期:2023/4/26~2023/4/27

歯磨き粉のポジティブイメージ

「虫歯予防」が最も高い評価を受けており、14.2%の人がポジティブイメージとして挙げています。歯磨き粉の主要な機能として虫歯予防が重視されていることを示しています。
「スッキリする」11.9%や「さっぱりする」6.4%「爽快感」4.3%、「清潔・綺麗にする」8.7%「口内の清潔感」合計6.5%など、使用後の清涼感や爽快感に加え、清潔感を重視する意見が多く見られます。また「歯周病予防の重要性」が6.8%で、歯磨き粉の健康への貢献が評価されています。
他には「口臭予防」4%「ホワイトニング効果」2.5%「歯の健康維持」2.4%「除菌・殺菌効果」1.4%など、様々な追加機能がポジティブなイメージとして認識されています。

 

 

 

歯磨き粉のネガティブイメージ

最も多い懸念は「歯が傷つく・削れる」というもので、4.8%の人がこれを指摘しており、次いで「研磨剤が歯・歯茎を傷つける」との回答も2.9%あります。さらに「効果がない・感じにくい」と答えた人が2.8%おり、一部の消費者は歯磨き粉の効果に疑問を持っていることがわかります。
一方で「体に悪い・有害な成分が入っている」との懸念が2.5%と高く、「価格が高い」2.1%「商品選択に迷う」1.5%「種類が多すぎる」1.4%など、価格や選択の難しさも問題とされています。
その他「味がまずい」1.3%「辛い」1.2%「面倒」1.1%「味が苦手」1%など、使用感に関する個人の好みや感受性の違いが挙げられています。
歯磨き粉に対するネガティブなイメージは歯へのダメージ、効果の不確実性、成分への懸念、価格や選択の難しさなど多岐にわたることが理解できます。

 

 

 

歯磨き粉の利用シーン

「食後」が最も多い利用シーンで31.4%の人が、「朝食後」6.6%「夕食後」3.2%「昼食後」2.1%と、多くの人が食事の後に歯磨きをすることを挙げています。
また「就寝前」に歯磨きをすると答えた人が23.9%で、「起床後」12.6%や「朝」11.7%と答える人も多く、朝晩の歯磨きが習慣化していることが一般的です。
他には「外出前」3.3%「洗面所での使用」2.8%「自宅での使用」1.5%「歯・口内をきれいにするため」1.2%など、様々なシチュエーションで歯磨きが行われています。
以上のことから歯磨きが日常生活の中で定期的に行われる重要な習慣であることが理解できます。