様々な記事を書く際に重要なのはタイトルであることはいうまでもありませんが、それだけでは優秀な記事とはいえません。タイトルでまず相手を引き付けたうえで、記事の中身をしっかり読んでもらわないといけないからです。
そのためには適切な見出しを付けることが重要です。いい加減な見出しを付けると、検索エンジンに優秀な記事として評価されず、上位表示されません。その結果、記事を読んでもらえず、さらに表示順位が下がるという悪循環に陥ってしまいます。
今回は記事作成代行で見出しをどう付ければよいのか、そのアイディアについてお話します。
数値化してみる
今回は婚活記事を例に説明していきたいと思います。見出しに具体的な文字が入っているのとそうでないのでは、大きく読者の興味が異なります。
例えば、「結婚相談所に入ると他の婚活よりも結婚できる可能性が上がる」という内容を伝えたいと仮定します。
その場合、以下の見出しのどちらが読者の興味を引くでしょうか。
①「結婚相談所はマッチングアプリよりも結婚しやすい」
②「マッチングアプリでの結婚率は2%、結婚相談所の結婚率は15%」
答えは、当然②になります。漠然と結婚相談所のほうが結婚できると書いても、抽象的で説得力がありません。
具体的に見出しに「15%」という数字を落とし込むことで、なぜこんなに差があるのか読んでみようという気持ちが起きるでしょう。
「~について」「○○○(単語だけ)」などの表記はしない
具体的な数字を落とし込めないような見出しの場合でも、表記を工夫することで読者の興味を引くことができます。
例えば、「男性が女性から聞かれると嬉しくなる話題」について執筆するとします。その場合、以下の見出しのうち読者が読みたくなるものはどれでしょうか?
①「婚活男性が喜ぶ会話の内容」
②「会話が弾む婚活の話題について」
③「男性の真理をうまく利用しよう!婚活話題『としこの法則』とは?」
当然、読みたいと思うのは③ですね。「としこの法則」とは何なの?と女性読者はその内容を知りたがるはずです。このように、聞きなれない言葉や思わず知りたくなるようなキーワードを盛り込むことで読者の気持ちを引き付けることができます。
ちなみに「としこ」とは
と:特異なこと
し:仕事のこと
こ:好物(好きな食べ物、好きな○○)
を指します。
h3、h4などは並列しないようにする
h3やh4の見出しは、必ず並列の内容にしましょう。例えば、マッチングアプリで知り合った男女が最初に面接する場所について記述したいとします。
h2として「婚活男女は最初にどこで会う?それぞれの場所を選ぶ場合の理由や特徴とは」と設定した場合、以下のようなh3の見出しはどうでしょうか。
h3「男性は下座に座ろう」
h3「面接で会う場所について解説します」
h3「注文するメニューは何がいい?」
h3「着ていく服装はどうする?」
これではまったく並列した内容になっていません。h2で聞いているのは、面接時に会う場所です。
この場合、h3の見出しは次のように考えるとよいでしょう。
h3「フォーマルに決めたいならばホテルラウンジ」
h3「マッチングアプリ等の出会いならば落ち着いた喫茶店で」
h3「損切りも大切!?コーヒーチェーンでリスクヘッジも可能」
h3「貸会議室やレンタルルームもあり!?意外な場所とその理由」
こうすると、ホテルラウンジ、喫茶店、コーヒーチェーン、貸会議室が並列の関係になります。読者にも読みやすい記事となり、検索エンジンにも評価されます。
まとめ
記事の内容については精査しても、見出しについては深く考えずに付けている人も多いのではないでしょうか?しかし、質の低い見出しを付けると、記事の評価が大きく下がってしまいます。
最適な見出しを付けることで、記事全体が整理され、分かりやすくなります。そして、読者の興味を引き、そのページの滞在時間が増えます。また、検索エンジンからの評価が高まり、検索順位も上がるでしょう。
ぜひ、本記事で紹介した内容を実践してみて下さい。
編集部