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どのようにインタビュイーの言葉を引き出すか

ライター:株式会社ネオマーケティング

公開日:2023年08月08日 | 更新日:2023年11月28日

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目次

インタビューするときの取材相手、取材対象者のことをインタビュイーと呼びます。取材を通じてインタビュイーから聞きたかった話、聞かなければ絶対にわからなかったような価値ある情報を得るのは、そう簡単なことではありません。

どうすれば相手から「とっておきの言葉」を引き出せるのか、ヒントになるポイントを紹介します。

事前準備はしっかりと入念に

インタビュイーについて事前リサーチし、質問内容を考えておくことは基本中の基本です。

インタビュイーが有名人ならその人について調べる方法はたくさんあります。有名人でなくても、会社員であれば会社について調べることはできます。広報担当者などに問い合わせれば簡単なプロフィールも教えてもらえるでしょう。

一方、質問内容はその人に何をどんな順番で聞くかを考えて作成します。相手が話しやすいと思われる質問から入り、徐々に「最も聞きたいこと=インタビューのコアとなる質問」をして、最後に全体をまとめる質問で締めくくる、というのが大まかな流れになるでしょう。

ライティングイメージ

記事作成に活かす、具体的な話を聞き出す質問の仕方

取材で求められるのは、聞かなければわからなかったような話をインタビュイーから教えてもらうことです。なるべく具体的で、臨場感・説得力のある話や言葉を引き出したいところです。

「この仕事のやりがいは何ですか?」という質問に対し、相手が「達成感があることです」と答えたとします。これだけではまだ抽象的で、少々ありきたりな回答です。

そこで突っ込んで「達成感とは、たとえばお客様に感謝されたときに喜びを感じる、といったことですか?」と質問すると、もっと具体的な話が聞ける可能性が高くなります。「それはないけれど、こんなときに達成感があります」という答えが返ってくることもあるでしょう。そこから「そういえば前にこんなことが…」といった興味深いエピソードも思い出してもらえるかもしれません。

用意した質問だけにこだわらない

上記の「たとえば〇〇ですか?」という質問の仕方は、具体的な話を引き出すテクニックのひとつです。ただ、どんな質問なら最もうまく話を引き出せるかは、インタビュイーによって変わります。

営業トークにはクローズドクエスチョンとオープンクエスチョンという質問の分け方があります。クローズドクエスチョンはAかBのどちらかを選択させる質問、オープンクエスチョンは相手の自由な発言を促す質問です。「猫派と犬派で分けるならどっちですか?」はクローズドクエスチョン、「どんな動物が好きですか?」はオープンクエスチョンです。

相手によっては、クローズドクエスチョンでどんどん聞いていったほうが、インタビューがスムーズに進むことがあります。その中で「ここぞ」というときに突っ込んだ質問をして具体的な言葉を引き出すとよいでしょう。

一方、オープンクエスチョンのほうが話しやすいという人もいます。もともと話し慣れている人、話したいことがある人は、ざっくりとした質問で自由に発言してもらい、要所要所で確認したいところだけ短く質問するといったやり方で進めると、有意義なインタビューになります。

最初に準備する質問内容には、クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンを織り交ぜておきましょう。しかし、大事なのは臨機応変さです。事前に用意した質問にこだわってシナリオどおりに進めようとしすぎても、うまくいかないことがあります。シナリオを意識しつつ、現場で相手に合わせて質問の仕方を変えられれば、インタビューの質は格段に高くなります。

まとめ

十分な準備をしておく、ただし、インタビューが始まったらその場に合わせて臨機応変に対応する、というのが相手から言葉を引き出すポイントです。難しく聞こえるかもしれませんが、インタビュイーの性格やその日のテンションに合わせるという意識を持っていれば、独りよがりで一方的なインタビューになることは避けられるはずです。

人の話を聞くのが上手い人は、相手の立場に立って物事を考えられる人です。どんな質問をし、どんな聞き方や態度で接すればその人は話しやすいのかを考えながら、インタビューに臨んでみてください。

 

 

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