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Twitter広告のターゲティングは複雑!?コンバージョンを増やす適切な設定を解説します!

ライター:株式会社ネオマーケティング

公開日:2022年05月27日 | 更新日:2023年10月27日

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Twitter広告の特徴は、広告情報をリーチさせたい対象を詳細にターゲティングできることですが、逆に設定が細かすぎてわかりにくいという声も聞かれます。ただしターゲットを絞り込み、適切な広告を届けることは、マーケティングの投資効率を高めるためにはどうしても必要なことです。今回はTwitter広告のターゲティング方法やコンバージョンを増やすコツについて解説していきます。

Twitter広告とは?

Twitterは米国のTwitter社が運営するSNS(ソーシャルネットワークサービス)で、利用者数は全世界で2億1,700万人、日本国内では4,500万人と言われています。またTwitterのユーザー層は10代から20代の若い世代が多く(15〜19歳の76.9%、20歳代の65%が利用)、高齢化が進んでいると言われるFacebookなどとは、まったく異なるユーザー層が中心となっているSNSです。

Twitter広告は、このプラットフォームを使ってターゲットとなるユーザーに広告を配信します。Twitter広告は、タイムライン(ツイートが表示されるメイン画面)や検索結果の画面に配信される広告が主で、5種類のフォーマットが用意されています。次章ではこのフォーマットについて解説しておきましょう。

Twitter広告の種類

Twitter広告のフォーマットには主に「プロモツイート」、「プロモアカウント」、「プロモトレンド」、「プロモビデオ」、「インストリーム動画」があり、それぞれ入札制で価格が決まります。入札とは、その広告フォーマットに入札する会社が多ければ、自動的に価格が上がっていく仕組みです。

またこの広告に対しての課金は、一次拡散時のみが対象となります。Twitterの特徴は拡散性の高さと情報伝達の速さですが、二次拡散(リツイート)以降は課金されないため、拡散されればされるほど得になる料金設定になっています。それでは5種類の広告フォーマットについて、簡単に説明しておきましょう。

●プロモツイート
プロモツイートは、ツイートと同じようにタイムラインに配信される広告です。広告であることがわかるようにプロモーションタグが表示されますが、一番ユーザーの目に入りやすい広告フォーマットだと言えるでしょう。

●プロモアカウント
プロモアカウントは、公式アカウントを未フォローのユーザーに、フォローをおすすめしてくれる広告フォーマットです。自社のフォロワーを増やしたいときなどに、効果的な広告です。この広告はタイムラインの「おすすめユーザーセクション」と検索結果の画面に表示されます。

●プロモトレンド
プロモトレンドは、タイムラインや 「話題を検索タブ」のおすすめトレンドに表示される広告です。また広告主はキーワードを指定してハッシュタグを表示させることもできます。ハッシュタグがユーザーにクリックされると、検索結果の一番上に自社の広告が表示される仕組みとなっています。

●プロモビデオ
プロモビデオはプロモツイートと同じようにタイムラインに表示される広告ですが、静止画ではなく動画のフォーマットとなっています。広告を動画にすることで目を引き、よりユーザーに訴求しやすいことが特徴となります。

●インストリーム動画
インストリーム動画は、ユーザーがタイムラインに投稿した動画を見る際(本編再生前)に表示される動画広告です。YouTubeなどでも、同じような形式で動画広告が再生されているのでイメージしやすいでしょう。動画の長さが6秒を超える場合には、6秒後にスキップボタンが表示されます。

上記のような広告を、どのようなターゲティング方法を使って配信するかを次章で説明していきます。

Twitter広告のターゲティング方法

Twitter 広告には、主に五つの設定(ターゲティングカテゴリー)があります。これらの設定を組み合わせながら、広告を配信するユーザーをターゲティングしていきます。

●オーディエンス特性
「オーディエンス特性」は、広告を配信するユーザーの「年齢」、「性別」、「場所(居住地域)」、「言語」といった属性でターゲティングを行う設定です。このような情報はユーザーがTwitterプロフィールに入力していない場合もありますが、誕生日から計算するなど、ある程度の推測を交えながら情報として蓄積されています。特に年齢は、13歳から50歳までを5歳きざみで設定できるなど細かく設定できるようになっており、場所も日本の場合は市区町村レベルまで指定することが可能となっています。

●カスタムオーディエンス
カスタムオーディエンスは、自社の顧客やサイト訪問者に対するターゲティングを行う機能で、テイラードオーディエンスとも呼ばれます。この設定は、リストに載っている顧客やサイトを訪問した顧客をターゲットに設定できることはもちろん、キャンペーンの重複を防ぐ意味で除外することもできるのが特徴です。カスタムオーディエンスには、以下3種類あります。

・リスト
自社顧客のメールアドレスをリストに記載し、ターゲティングします。これをオーディエンスと言います。

・ウェブサイトアクティビティ
自社サイトを訪問した顧客を、ターゲティングする機能です。Twitterの機能で、最近の訪問顧客をリスト化することができます。

・アプリアクティビティ
コンバージョントラッキングをあらかじめ設定しておく必要がありますが、自社のアプリをインストールしたり、利用したユーザーをターゲティングしたりすることができます。

●端末
「端末」の設定は、ユーザーが使っている端末のメーカー(AppleやHuawei、SONYなど)や携帯キャリア(docomoやSoftBank)、端末のオペレーティングシステム(iOSやAndroid)も指定することができます。また端末のモデルも指定でき、たとえばiPhoneであればiPhone11やiPhone13 Pro Maxなどという詳細な機種まで選択可能です。この他にも端末を購入した時期も指定でき、1カ月以内から6カ月以内、1カ月以上前から6カ月以上前など、12通りの指定が可能になっています。

●ターゲティング機能
ユーザーの興味関心や特定のキーワード、フォロワーが似ているアカウント、特定のイベントに興味をもっているユーザー、映画とテレビ番組など、ユーザーのもつ特性でターゲティングできる設定が「ターゲティング機能」です。オーディエンス特性で設定できるユーザーの「属性」ではなく、行動や発言に関わる特性で絞り込めるのが特徴です。たとえば会話トピックという設定では、スポーツや趣味、ゲームなどに関わるカテゴリーが25種類、会話のトピック(会話に出てくる単語の例)は10,000種類以上用意されています。

●プレースメント
「プレースメント」は、広告を配信する場所を指定するターゲティング方法です。ターゲティングしたオーディエンスのタイムラインに配信するのはデフォルトになっていますが、他にも指定したアカウントのプロフィール画面、検索結果画面、Twitterが提携しているアプリ(Twitter オーディエンスプラットフォームに拡張)に配信を指定することができます。

このようにTwitter広告のターゲティングは非常に詳細まで対象を絞り込むことができ、狙ったターゲットに確実に広告が届くように作られているのです。

Twitter広告でコンバージョンを増やすコツ

最後にTwitter広告でコンバージョンを増やすコツについて、いくつか対策を紹介しておきましょう。

●しっかりしたペルソナの設定
Twitter広告ではターゲットを詳細に絞り込むことができますが、広告情報を届けようとする対象があやふやでは、最適なターゲティングができません。ターゲティングをする前にはTwitter広告の設定を確認し、少なくともすべての項目を埋められるだけのペルソナを設定しておかねばなりません。

●ターゲティングはほどほどに
すべての設定項目を埋められるだけのペルソナ設定ができたとしても、すべての項目を使ってターゲティングすることはやめておきましょう。話が逆説的に聞こえるかもしれませんが、ターゲティングは必要十分な項目にしておくべきなのです。あまりに細かくターゲティングしすぎると、今度はターゲットの数が減ってしまうからです。

●定期的なターゲティングの見直し
最初のターゲティング後は、コンバージョンの結果をみて定期的な設定見直しをかけるようにしましょう。大抵の場合、ターゲティングは想定とはズレが出てくるものです。結果をみながら細かく調整を行えるのも、Twitter広告の良いところです。

まとめ

Twitter広告はしっかりとしたターゲティングを行えば、確実に狙った対象に広告を届けられる仕組みをもっています。もし自社の商品が若い世代を対象としたものであれば、高い拡散力と速い情報伝達力をもつTwitter広告を使わない手はないでしょう。

 

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