<img height="1" width="1" style="display:none" src="https://www.facebook.com/tr?id=272593697052428&amp;ev=PageView&amp;noscript=1">

Facebook広告・Instagram広告のよくある落とし穴

ライター:梶村 貴士

公開日:2021年12年03日 | 更新日:2022年04年13日

カテゴリー:
目次

今回は、Facebook広告・Instagram広告の「よくある落とし穴」について解説していきます。
FacebookとInstagramは、「メタ・プラットフォームズ(Meta Platforms, Inc.、旧称:Facebook, Inc.)」が運営するSNSです。運営会社が同一のため、Facebook広告のプラットフォームで、Instagramにも広告配信を行えます。
Facebookの国内MAU(月間アクティブユーザー数)は約2600万人、Instagramは約3300万人。合わせて約5900万人ものユーザーにアプローチできる可能性のある、強力な広告手段と言えるでしょう。
しかし一方で、多岐にわたるガイドライン、機械学習を軸とした複雑なシステムなど、巨大プラットフォームならではの複雑さもあります。
そこで今回は、特に見落とされがちなポイントや、陥りやすい失敗について、いくつかポイントをピックアップして解説し、その対策方法まで含めてお伝えしていきます。

出稿時の落とし穴:審査に通らない、否認される

Facebook広告やInstagram広告は、出稿の際に審査があります。この審査に通過しなければ、広告を配信できません。
予期しない審査落ちで広告が出稿できないことは、Facebook広告やInstagram広告のよくある落とし穴の一つと言えるでしょう。

広告ガイドラインを確認する
まず重要なポイントは、広告ガイドラインをしっかりと確認することです。Facebook・Instagramの広告ガイドラインは、公式に発表されており、詳細な規定が定められています。
特に注意が必要な、アルコール、デート、オンラインギャンブルおよびオンラインゲーム、金融、医療・ヘルスケア、美容、社会問題・選挙といった分野には、個別に制限が掛けられています。また、違法な製品やサービス、差別的な行為、タバコや薬物、成人向けコンテンツ等は禁止となっています。
出稿しようとする広告がこれらに当該しないか、十分に確認した上で配信設定を行いましょう。

・禁止されているコンテンツ
∟Facebookコミュニティ規定に反するもの
∟違法な製品やサービス
∟差別的な行為
∟タバコおよび関連製品
∟危険な物質
∟武器弾薬、爆発物
∟成人向けの商品やサービス、コンテンツ
∟第三者の権利侵害
∟扇情的なコンテンツ
∟個人的特質
∟偽情報
∟賛否両論のコンテンツ
∟機能しないランディングページ
∟不正行為および詐欺行為
∟不適切な文法や言葉
∟存在しない機能
∟個人の健康
∟給料日ローン、給料前のキャッシング、保釈保証サービス
∟マルチ商法
∟ペニーオークション
∟誤解を招くような主張
∟低品質または邪魔なコンテンツ
∟スパイウェア、マルウェア
∟許容されないビジネス慣行
∟システムの回避
∟禁止されている金融商品や金融サービス
∟人体の一部の販売
∟反ワクチン運動
∟扇動的なコンテンツ
∟軍国主義的な社会運動、暴力を誘発する陰謀ネットワーク

・制限されているコンテンツ
∟アルコール
∟デート
∟オンラインギャンブルおよびオンラインゲーム
∟オンライン薬局の宣伝
∟市販薬の宣伝
∟購読サービス
∟金融商品や金融サービスと保険商品や保険サービス
∟ブランドコンテンツ
∟社会問題、選挙、または政治に関する広告
∟暗号通貨に関する商品やサービス
∟薬物およびアルコール依存症の治療
∟美容処置とウェルネス
∟ソーシャルカジノゲーム
∟処方薬の宣伝

よくある広告表現でも、Facebook広告・Instagram広告では使えない場合も
一般的によくある広告表現でも、FacebookやInstagramでは禁止されている場合があります。
たとえば、「30代の男性におすすめ」「20代女子に人気」といったフレーズは、一般的にはよく見かける広告表現の一つです。しかしFacebook広告・Instagram広告では、禁止コンテンツの「個人的特質」に当該する恐れがあるため、控えたほうが良いでしょう。

解説:Facebookは米国企業
Facebook・Instagramの広告ガイドラインを読む上では、同社が米国企業であることを念頭に置くと、理解の助けになります。
たとえば、米国では履歴書に写真・性別・年齢の記載欄がありません。人種や年齢、性別を採用の基準とすることは差別にあたり、違法とされているためです。
こうした米国社会の倫理観を考えれば、Facebook・Instagram広告で「個人的特質」が禁止事項とされていることも理解できます。個人的特質に対する言及は、米国では差別につながる可能性があるためだと言えるでしょう。
Facebook・Instagramの広告基準は、地域によっても違いがあります。しかし大前提として、Facebookは米国企業であり、米国社会の倫理観のもとに運営されている点を踏まえることが重要です。
日本国内向けの広告を、日本語ユーザーに対して配信する場合であっても、プラットフォーマーであるFacebookは米国企業。本質的には”海外企業との取引”になることを念頭において、慎重に運用していきましょう

意図しない審査落ちとその対策
広告ポリシーやガイドラインに十分に配慮していても、意図しない審査落ちが発生する場合もあります。
Facebook広告・Instagram広告は、基本的にはAI(機械学習)による自動審査で判断が行われています。そのため、AIが意図と異なる解釈をしてしまい、審査に落ちることがあります。こうした場合は異議申し立てを行うことで、審査に通過できる可能性もあります。
一方で、AIの判断ミスではなく、気付かない点で広告ポリシーに違反してしまっているケースもあります。
たとえば、ランニングウェアの広告で、「男女がペアでランニングをしている写真」をクリエイティブに使ったとしましょう。一見、何の問題もないクリエイティブに思えますが、Facebook広告で制限されている「デート」に当該してしまい、審査に落ちてしまう可能性が考えられます。
このように、まったく意図と異なる理由で、広告審査に落ちてしまう可能性もあります。審査に落ちた原因をしっかりと確認し、改善を試みることが重要です。

Facebook広告・Instagram広告の運用時の落とし穴

Facebook広告やInstagram広告は、出稿時の審査だけでなく運用中にも注意すべき点がいくつかあります。どちらかと言えば、「落とし穴」は運用中のほうが多いと言っても良いでしょう。
そうした注意点の中でも、今回は以下の3点に注目します。

・Facebook広告とInstagram広告の違い
・配置アセットカスタマイズ
・キャンペーン目的の選択

こうした点には、運用中につい見落としがちな「落とし穴」が潜んでいます。どのような注意点があるのか、順を追って解説していきましょう

Facebook広告とInstagram広告の違い
まず意識しておきたいのが、Facebook広告とInstagram広告の違いです。
FacebookとInstagramは、運営会社が同じことから、同一の広告配信サービスでFacebookにもInstagramにも広告を配信することができます。
しかし実際には、Facebook広告とInstagram広告では、仕様が異なる点もいくつかあります。

広告キャンペーンの目的設定による挙動の違い
Facebook広告・Instagram広告には、広告キャンペーンの目的を設定する項目があります。
たとえば、アカウントのフォロワー数を増やす目的で広告を運用する場合、広告キャンペーンを「エンゲージメント」に設定することが一般的です。しかし、「エンゲージメント」を目的に選択した場合、Facebookへの配信はできますが、Instagramへの配信は選択できません。
これは、FacebookとInstagramの仕様の違いによるものです。
Facebookでは「いいね」の獲得がフォロワー増加につながりますが、Instagramでは「フォローする」操作をユーザーが明示的に行わなければフォロー・フォロワーの関係になりません。
こうした仕様の違いが原因で、広告キャンペーンの「エンゲージメント」を選択した場合、Facebookには配信できるものの、Instagramには配信できなくなってしまいます

配信面のレイアウトの内容の違い
次に、配信面によるレイアウトの違いです。
同じ広告キャンペーンでも、実際のレイアウトは配信面によって異なります。Facebookへの配信と、Instagramへの配信では、違ったレイアウトで広告が表示されることになります。
広告の表示領域のサイズ等も異なるため、適切に設定を行わないと、画像が見切れてしまう等のトラブルも発生する場合があります。




このように、Facebookへの広告配信と、Instagramへの広告配信では、さまざまな仕様が異なります。FacebookとInstagram、両方に配信する広告キャンペーンの場合は、細部までしっかりと設定を行っていきましょう。

「配置アセットカスタマイズ」の見落としも思わぬ落とし穴に

続いては、「配置アセットカスタマイズ」についてです。Facebook広告・Instagram広告の運用で見落とされやすく、思わぬ落とし穴になってしまう恐れがあります。
配置アセットカスタマイズとは、さまざまな配信面のレイアウトに応じて、クリエイティブの配置をカスタマイズする機能です。
先ほど「FacebookとInstagramでは配信面のレイアウトが異なる」という話をしましたが、こういった配信面のレイアウトの違いに合わせて、クリエイティブのレイアウトを個別に設定できる機能が、「配置アセットカスタマイズ」になります。
配置アセットカスタマイズを適切に設定しないと、配信面によってレイアウトが崩れてしまったり、クリエイティブの内容が十分に表示されない等のトラブルが生じる恐れがあります。
クリエイティブを十全に機能させるためにも、配置アセットカスタマイズはしっかりと設定を行いましょう。

適切な広告キャンペーンの目的設定

広告キャンペーンの目的設定も、重要なポイントです。この点を見落としてしまうと、広告の最適化が意図した通りに働かなくなり、広告の成果が上がりにくくなる等の恐れがあります。
広告キャンペーンの目的の設定は、広告を作成する一番最初の段階で選択する項目になります。

<引用>
広告を作成する前に、まずビジネスの目標を考えます。適切な目的を選ぶためには、どのようなことを達成したいのかを把握するのが重要です。広告の目的とは、広告を見たときに利用者に実行してもらいたいアクションのことです。
出典:適切な目的を選択する│Facebook Bisunessヘルプセンター

「広告を見たユーザーに、どんな行動を起こしてもらいたいか」をしっかりと考え、適切な目的を選択しましょう。
選択した目的によって、配信される広告のレイアウトや、課金形態、AIによる配信最適化の方向性など、さまざまな要素が変わってきます。
広告の配信目的に合致した設定を行っているか否かで、期待できる成果も大きく異なります。広告配信の成果を最大化するためにも、実際の目的に合致する項目を選択しましょう。

広告キャンペーンの目的設定による課金形態の違い
広告キャンペーンの目的設定によって、課金形態も異なります。
たとえば「コンバージョン」を目的に設定した場合は、インプレッション課金になります。クリエイティブが表示された回数に応じて出稿費用が計算される仕組みです。
一方、目的を「エンゲージメント」に設定した場合は、インプレッション課金か、もしくは「いいね」獲得による課金かを選択できるようになります。
また、目的を「トラフィック(指定URLへの遷移誘導)」に設定した場合は、クリック回数に応じたCPC課金を選択することも可能になります。
しかし、仮に「実際の目的はコンバージョンだが、CPC課金にしたいのでトラフィックを目的に設定する」といったように、本来の目的と異なる選択をすることは推奨されません。
同じターゲティング設定をしても、目的設定が異なると、配信の最適化の掛かり方も異なってしまうためです。
たとえば、「コンバージョン」を目的に設定していれば、見込み客に対して多くの配信が行われます。「トラフィック」を目的に設定すれば、サイトに誘導しやすいユーザーに対して、積極的に配信されるようになります。
こうした最適化の掛かり方に違いがあるため、広告キャンペーンの目的設定は、実際の目的に合ったものを選択しましょう。

Facebook広告・Instagram広告で思わぬ失敗を防ぐために

Facebook・Instagramの広告は、高度で複雑なシステムを持っています。思わぬ落とし穴に陥ってしまわないために、どのような注意点があるのか解説していきます。

Facebook広告ポリシーやガイドラインを確認する
まず重要になるのは、Facebookの広告ポリシーやガイドラインなど、公式のドキュメントを確認することです。Facebook広告の仕組み自体をしっかりと把握することで、思わぬ失敗を防げる可能性も高くなります。
とはいえ、Facebookの広告ポリシーやガイドラインは非常に複雑で、内容も多岐にわたります。実際にすべてを理解することは困難ですが、自社のプロジェクトやキャンペーンに関係しそうな部分だけでも、把握するよう努めましょう。

適切な広告戦略をプランニングする
Facebook広告やInstagram広告の運用には、大前提として、広告戦略そのものが明確にプランニングされていることが重要になります。

・何を目的として実施するのか
・どういったターゲットに対してアプローチし、どのようなアクションを起こしてもらいたいのか
・KPIは何か

こうした点を明確にしておくことで、適切な配信設定の選択や、一貫性のある広告運用が可能になります。

広告目的の特性とFacebookの仕様とを勘案する
Facebook広告は、「何にでも相性が良いプラットフォーム」ではありません。広告の目的によっては、運用に工夫が必要になる場合もあります。
たとえばFacebook広告には、機械学習(AI)により配信先を最適化する仕組みがあります。この最適化が十分に機能するためには、一週間あたり50件の成果発生が目安となります。
ところが広告目的によっては、一週間に50件の成果発生は、それ自体が非現実的な目標となってしまう場合もあります。
たとえば地域密着型の不動産仲介業の場合を考えてみれば、「一週間に50件の不動産売買のリード獲得」は、とても現実的ではないと言えるでしょう。こうした場合は、たとえば「資料請求フォームページへのアクセス」など、中間指標(マイクロコンバージョン)を設定して、成果地点を増やすことで対処するなど、工夫が必要になります。

最新の情報をキャッチアップする
Facebook広告は、様々な面で頻繁にアップデートが行われます。ガイドラインの改定、管理画面のUI変更、広告配信の仕様変更など、一年に複数回のアップデートが行われることも珍しくありません。最新の情報を常に把握するよう、しっかりとアンテナを張っておくことが重要です。
また、解説サイトなどの情報は、最新のアップデート状況に対応していない場合もあります。ページの日付をよく確認し、最新の情報を得るように心掛けると良いでしょう。

まとめ:Facebook広告・Instagram広告は専門家への相談も活用を

Facebook・Instagram広告は、企画・出稿・運用のいずれの面においても、高度なオペレーションが求められる分野です。
さまざまなコツがありますが、最終的には経験の蓄積が重要になると言えるでしょう。さまざまな失敗も含めて、十分な知見と経験の蓄積があってこそ、はじめて効果的な運用が可能になります。思わぬ落とし穴に陥ってしまった場合も、「失敗という貴重なナレッジが得られた」と前向きに捉えて、冷静に対処していきたい所です。
とはいえ、広告運用には費用も掛かります。あまりに失敗続きで成果が思うように出なければ、プロジェクトの継続自体が危ぶまれてしまいます。
そうしたリスクを回避するためには、Facebook・Instagram広告の運用は、専門家の知見を活用することが必要です。経験豊富な専門家であれば、Facebook・Instagramなどの広告運用も熟知しており、思わぬ落とし穴や失敗を防ぎやすくなります。
Facebook広告やInstagram広告で課題をお持ちの場合、専門家への相談も視野に入れてご検討下さい。

梶村 貴士
WRITER
梶村 貴士
コールセンター運営会社にてアドバイザーとマネージャー、新人教育業務をおこない、その後WEB広告専業代理店に入社。ジム、ブライダル、写真館、採用広告など様々な業種業態に対しての営業とWEB広告運用業務に従事。 2020年2月、デジタルマーケティングディビジョンの大阪事業所メンバーとして入社。新規営業活動と並行して、既存クライアントの定例会やパートナー対応等をおこなっている。

ご相談・お問い合わせ

以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。
お急ぎの方は、03-6328-2881までお電話ください。コンサルタントがすぐに対応します。

← マーケティングコラム一覧に戻る

カテゴリー一覧

マーケティングリサーチならネオマーケティングにお任せください!

課題解決・目的達成のために、お客様が何を求めているのかということを常に考え一歩先のご提案をいたします。

リサーチが初めての方へ

リサーチが初めての方はこちらをご覧ください。
マーケティングリサーチとは何か。
どのように進めていくのか。わかりやすく解説いたします。

マーケティングリサーチとは→

ネオマーケティングの特徴

ネオマーケティングはお客様の抱える課題や調査目的、その背景を充分にヒアリングした上で、
課題解決・目的達成のために、お客様が何を求めているのかということを
常に考え一歩先のご提案をいたします。

ネオの特徴はこちら →